今年の夏も例年以上の猛暑となっているが、
自宅のキッチン、平和そのものだろうか?
……私は、完全に油断していた。
7月下旬のある日。
昼ごはんの準備でキッチンに向かったときのことだった。
「ぶん……ぶんぶん……」
小さな羽音と共に、黒い点が数匹、コンロ周りやシンクを飛行しているのを発見。
そう、小蝿(コバエ)の大量発生だ。
水も飲みたくなくなるようなキッチンの惨状に、
絶望しながらも原因を徹底的に突き止め、
根絶させるまでの戦いが始まった。
本記事の内容
・実際に小蝿が大量発生した僕の体験談
・そこから学んだ再発防止のコツ
小蝿はどこから湧いた?主な発生源とは

まずは原因の特定。
調べてみて驚いたのが、
小蝿は1匹でも家に入り込めば、
すぐに大繁殖するという事実。
小蝿が卵を産みつけやすい場所
・生ゴミや野菜くず
・シンクの排水溝のぬめり
・空き缶・空き瓶・ペットボトルの中
・使い終わった食器やフライパン
・開封済みの液体調味料
・放置された観葉植物の鉢の土
成長スピードも驚異的!
・卵→幼虫→蛹→成虫になるまで、わずか数日程度。
・一度に100個以上の卵を産むこともある。
※上記のような、卵を産む場所や成長スピードは
種類によって多少違いはあるよう。
我がキッチンでの「発生源」と「駆除方法」
発生源:我が家は、まさかのココ

格闘の末、我が家の発生源は
三角コーナーであることを特定。
数日前にまとめたつもりの生ごみ袋が、
三角コーナーの下に少しの水分と一緒に残っていたのが原因だった。
中には湿った野菜や紙類がわずかに残っており、
そこが小蝿にとっての産卵場となっていたよう。
たったこれだけの油断で、
小蝿が一気に羽化してしまうとは……。(反省)
猛暑の季節、ちょっとした放置が命取りなるということを痛感させられた、、。
駆除方法:卵・幼虫には熱湯が有効!

もし排水溝や三角コーナーで
小蝿の卵や幼虫を見つけた場合、
60〜70度程度の熱湯をゆっくりかけることで
駆除が可能とされている。

熱湯消毒することで、小蝿が好む油分を溶かす作用もあるみたい。
産卵を防止するためには、
定期的に熱湯消毒しよう!
※配管が樹脂製の場合や古い設備の場合は、
高温による変形のリスクもあるため注意が必要。
補足:卵の処理は「トイレに流す」はNG!

意外と見落としがちなのが、
駆除後の卵や幼虫の処理方法。
僕自身ついトイレに流してしまいがちだったが、
実は避けるべき方法とのこと。
調べる中で、小蝿の卵が流しきれずに残った場合、
数日後に孵化して再び這い上がってくる可能性がある。
したがって、駆除後の卵や幼虫は、
- 熱湯で確実に処理してから
- 二重に袋に包んで燃えるごみとして捨てる
というのが最も簡易的で安全な方法。
日頃からできる小蝿対策 5選

1. 生ごみはこまめに処理、ビニールで密封!
夏場は特に臭いや湿気で小蝿のターゲットに。
小さめの袋でしっかり密封し、フタ付きのゴミ箱に捨てるのがおすすめ。
2. シンクの排水口は「週1で漂白」
排水口のぬめりは最高の産卵場所。
重曹+クエン酸や漂白剤でこまめに掃除を。
3. 空き缶やペットボトルは水でゆすいでから捨てる
甘い飲み物の残り香、発酵した香りには即反応する。
室内放置はNG!
4. 食器や調理器具は放置しない
「明日洗う」は命取り。
遅くともその日のうちに洗うことが鉄則だろう。
5. 小蝿ホイホイ or 自作トラップを活用
市販のホイホイや、お酢+洗剤トラップは即効性あり!
見つけたらすぐに対応を!
僕も試しに「お酢+洗剤」で自作トラップを作成、数時間で数匹捕獲に成功した。
ただ、市販ホイホイの方が安定して大量に取れる印象。
応急処置なら自作、しっかり対策するなら市販という使い分けをおすすめする。
おすすめの小蝿ホイホイのアマゾンリンクはこちら!
まとめ:小蝿と無縁のキッチンを…

- 生ごみは毎日処理、密封して捨てる
- シンクの掃除をサボらない
- 空き缶やペットボトルもすぐ洗う
- 卵の処理は熱湯で、トイレに流さない
- トラップは早期設置がカギ!
小蝿との地獄のような格闘を、
どうかあなたは経験しないように。
この夏を清潔で快適なキッチンで
乗り切りましょう!
コメント