「一人暮らししてみたいけど、、、やっぱり不安。」
人生において多少なりとも転機となる決断。その気持ちよくわかります。
僕の場合は少し特殊で中学、高校から全寮制の学校を選んでしまったため、「ホームシック」は経験済みではありました、、。
その分県外とは言え、アパート借りて一人暮らしを始めるハードルは低かったかも。
そんな僕でも、「家計は?食事は?友達は?」不安なことはたっくさん浮かんでました。
でも、いざ一人暮らし始めてみたら、「あれ?案外いけるかも。」って。
不安に思ってたことって、やってみると意外と大丈夫だったり、どうにかなっちゃったりするもの。(笑)
不安がゼロになることはないかもですが、不安と付き合うコツや、一歩を踏み出すきっかけがあれば、きっと「やってみて良かった。」と思えるはず。
本記事では、そんな不安を少しでもゼロに近づけるように、僕自身の体験を踏まえながら、
・一人暮らしをして良かったこと
・安心して始めるための準備
を紹介していきます。
少しでも「ちょっとやってみようかな。」って思えたらうれしいです。
一人暮らしを始めてよかったと感じた理由
実家暮らしと比べて、一人で暮らすって不安なことも、たくさんあるけど実際にやってみたら「1日でも早く始めた方がいいのに。」って思える瞬間がけっこうありました。
「一人暮らし最高やん!!」って思えたポイントをいくつか紹介します。
とにかく自由!自分の時間がめちゃ増える!
まずはこれ!自由すぎて感動します。
ご飯の時間、お風呂のタイミング、寝る時間も全部自分で決められる。初めは正直に話せないくらい生活リズムが文字どおり終わってました。
それでも何も言われない。「自由、最高。」っって感じで(笑)
でも、僕がここで言いたいのは「体は嘘をつかない。」ってこと。
ゲームや飲み会とかでどんどん寝る時間遅くなったり、食べるものが偏ったり、1日という限られた時間に仕事や遊びをめいいっぱい詰め込んだり、、、。自由にできるけど、恐ろしいほどの倦怠感とか体調の不具合を嫌というほど思い知る。ちゃんとね。
そういった自分の限界の境界線を知って、管理する経験ができるっていうのは実家暮らしではまず難しいでしょう。良くも悪くもセーブしてくれる周囲の目があるからね。

家事できるようになって、ちょっぴり大人気分!
できることが増えていくのを肌で感じる。実際洗濯も掃除もやってるうちに慣れてくるもの。(笑)
言ってしまえば、ゲームの主人公みたいにレベルが上がっていくのをプチ体験。案外これが楽しい。
社会人になって5年目だけど、社会人としてもタスク管理の基礎が知らずに身についてたのも大きい。
家に帰って、「さあ、どの順番でやろう。」
って考えることを日常的行なっているというのは将来どの仕事でも役立つのでは?
お金に対する考え方が変わった!
よく僕が実家暮らしの知人に言われるのは、これ。
「一人暮らしって金たまらないよね。」
正直本当にそう思う。わざわざ実家飛び出して家賃や食費らに無駄な出費を出すのは、、、。
でも一人暮らし始めると他にも生活を維持していくために必要な出費とか考えさせられます。
光熱費やネット通信費やトイレットペーパーなどの日用品をちゃんと常備するための出費とか、、。
そんな出費があると「どう節約するか?」とか自然に考え、無駄使いが減りました。
結果的に、金銭感覚が整ってきたのを感じます。
「お金の流れ」がわかるって安心感。
その上でちゃんと貯金が貯まっていくのがわかるとすっごい自信につながります。
意外と何とかなる
これは伝えたい。一人暮らしって、やってみたら意外とどうにかなるんですよ。
困った時はスマホで調べればだいたい答え出てくるし、失敗しても「まあいっか」ですむことがほとんどでした。
最初はなれないですが、繰り返すうちにちゃんと今の生活スタイルになってきました。
そんなトライアンドエラーができるのも家庭を持つ前までなのでは?
一人暮らし初めてそう思うことが多々あります。
不安を軽くするためにできる準備
ここまで読んでくれたあなたは、多分少しだけ「一人暮らしやってみたいかも」って思い始めてるんじゃないでしょうか?
でもやっぱりまだちょっと不安、、、。
そんな方に”一人暮らし9年目”の僕が今思うのは、
不安をゼロにしようとするのではなく、“減らす準備”をすることかなと考えます。
「これやってて良かった!!」と感じたことをまとめてみました。
お金の流れをざっくり把握しとこう
一人暮らしで大事なのはやっぱりお金まわり。
いきなり完璧に「家計簿準備して、あれして、こうして、、」じゃなくて大丈夫です。
まずはざっくり
・家賃の目安(自分の地区でネット不動産検索)
・毎月の固定費(家賃+光熱費+通信費)
・食費や日用品の出費がどのくらいかかりそう?
これらを考えてみてください。 自分の収入の何割くらいになりそうか大まかにでもイメージをつけることでより一人暮らしがなんとなくのイメージからより具体的になると思います。
つながりをキープできる環境を
僕の好きな「キミガイナイ」って歌にこんな歌詞があります。
「本当の孤独は誰もいないことじゃなく誰かがいるはずなのに一人にされてるこの状況」
当時一人暮らし始めたての自分がどんなことを考えていたかはっきりとは覚えてないです。
でもこの曲を聴いていたこと、今でも印象深い曲になっているのは事実です。
やっぱり「一人ってちょっと寂しいかも」ってときに頼りになるのは人とのつながり。
だから
・LINEやビデオ通話で気軽に話せる友人がある
・実家の家族とも「週1くらいで電話するね。」って約束
「一人暮らしって、ひとりぼっちじゃないよ」って思える環境にしておくことは大事です。

家事の練習?
これに関しては中学から寮生活を通して勝手に身についていたため、
あまり実感は湧かないのが正直なところですが。
一回くらい実家にいるうちにするくらいでいいと思います。「一回やっとことがある。」ってだけで安心感は変わるでしょうから。でも正直家事は「案外できるじゃん」の代表的なものかと思います。
実際やっていれば、できなくても他の人に迷惑かけるわけでもないので、少しずつやり方とか頻度とか自分のスタイルができてくるものかと思います。
まとめ:不安があっても大丈夫。一人暮らしは、ちょっとずつ慣れていける
一人暮らしの不安って、実際僕も「知らないことへの不安」「初めてだから怖い」って気持ちがほとんどでした。
でも実際にやってみると
「思ったより大丈夫だった。」
「失敗しても、まあなんとかなる。」
って思えること、本当に多いです。
もちろん、全部順調には進みません。うまくいかない日もありました。
でも、そのぶん、ちょっとずつ“できること”が増えていく感覚を、肌で感じれるのも一人暮らしならではの楽しさかなと思っています。
一度しかない人生。この記事が、少しでもその一歩を後押しできれば嬉しいです。
応援していますね◎
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